2曲目完成!:「Discogravity」 [制作日記]
2015年5月17日に2曲目をリリースしたものの、すっかり制作日記の更新が途絶えてしまっておりました。
今更ながら、過去のやり取りを振り返り、2曲目の制作過程を記していきたいと思います。
2曲目の制作を開始したのは2月14日。1曲目と同じくMASAがラフを作成しました。楽曲のイメージは“Disco”。前半はメロディアスな感じで、後半はシンセのコードをぶった切る感じと構成を分けて、これを繰り返そうということになりました、ただ、この“Disco”が後々ややこしいことになってしまいます。
次にMASAがラフを送ったのが3月1日。このラフに対し、JUNがコードに関する提案。前半と後半でキーをかえることと、後半部分のコードをちょっといじりました。
3月8日にMASAがこれらを反映させたラフを作成。今考えると、この時点で楽曲の形は出来上がっていましたね。ここから二人で迷走していくことになります。。。
この楽曲を制作し始めた時、何となくですがバンドチックな感じを入れたいねと二人で話をしていました。そして、これも何となくですが、ギターとブラスを加えたいということになりまして、これらのアレンジをJUNが担当しました。
3月15日にギター、3月25日にブラスのアレンジを提出し、これらをMASAのラフに組み込んだのですが、、、ここでトラブルが。
MASAは
という感じを狙っていて、ブラス、ギターに関しては、曲を構成する要素の一つとしてエディットするための素材として使いたかったのです。
しかしJUNが作ったフレーズは全体を弾ききって成立する内容のため、なんだか楽曲の狙いがよくわからないものになってしまいました。
ちなみに、MASAが組み込む前のギターとブラスはこんな感じです。(JUNがアレンジしたものと、そのときのラフを合わせたものです。)
・ギター
・ブラス
ただ、いま聞き返してみると、これはこれで有りだったかなと思います。JUNは自分の作ったフレーズにちょっとこだわりすぎたかなと反省。思い切りエディットして使う形で良かったような気がします。
そんな状況を救ってくれたのがMASAの奥さん。MASAが楽曲の再構築をしている際、
と。。。
もう少し詳細に書くと、JUNがコード進行を提案した際、ピアノ(音色)で鍵盤を弾いて、それをMIDIデータでMASAに渡したのですが、その状態が一番カッコいいとのこと。
途中で楽曲の方向性を見失っていたのですが、ここで元に戻ることができました。やっぱりコンセプトって大事ですね(苦笑)
MASAが全体を整理して、トラック制作が完了したのが4月5日。4月12日にはミックスの第一弾が完成。1曲目の時より音域・音色の住み分けができていたので、JUNのミックス作業は比較的スムースに進行しました。
ミックスの際、MASAのアイデアで、キックをトリガーとして、その他のパートにサイドチェインでコンプをかけ、揺れた感じを表現しようとしましたが、2パターン作った結果、サイドチェインがない状態の方がこの楽曲に適していると二人で判断。
4月26日に構成として最終的なミックスの完成。5月1日に、スピーカーでバランスを取り直し、マスターデータが出来上がりました。
ちなみに、4月26日の段階で、「あとは最終確認をすればOK」と思っていたJUNですが、スピーカーでのミックスの際に、かなり大幅な変更を加えることとなりました。ヘッドフォンだけだとやはり難しいですね。力不足です。
今回も楽曲名はMASAが付け、5月17日に配信開始!
制作途中にJUNの母の手術があったり、MASAは12連勤があったり、音楽制作に集中できないこともありましたが何とか完成しました。試聴データは以下で確認できますので、よろしかったらお聞きください。
・SoundCloud
・YouTube
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