Pro Tools 12.6をインストール|iLokのライセンスをアップデート [JUNの独り言]
2016年9月28日にPro Tools 12.6がリリースされました。
これまで私は、MacのYosemite(10.10.5)環境下でPro Tools 12.4を使用していました。(12.5.2にアップデートしていなかったのは特別な理由はなく、単純にアップデートを忘れていただけです。)
先日投稿した記事で、使用していたiMacが故障し、買い替えたことを書きましたが、これを機に、Pro Tools 12.6をインストールすることにしました。
買い替えたiMacに搭載されていたOSのバージョンはOS X El Capitanで、10.11.5でした。Pro Tools 12.5.2ではシステム要件に
注意:Mac OS X 10.11.4 & 10.11.5 は、以下の既知の不具合が確認されているため、Pro Toolsソフトウェアとの使用はサポートされず、推奨されません。
このような注意書きが書かれています。
しばらく使えないのかなぁと思っていたところで12.6がリリースされ、システム要件を確認すると、
Mac OS X 10.11.6 (El Capitan), 10.10.5 (Yosemite), 10.9.5 (Mavericks) がサポートされます。
との記述が。OSを10.11.6にアップグレードしてインストールを行うことにしました。
補足ですが、10月27日に「macOS Sierra (OS10.12)」にも対応したようです。
以下のページに
Mac OS 10.12 (Sierra) はPro Tools 12.6でサポートされました。
との記述があります。
http://avid.force.com/pkb/KB_Render_Compatibility?id=kA1310000007cyP&lang=ja
Pro Tools 12.6を起動するためには新しいライセンスが必要とのことです。2016年9月末より有効な
または
・永続ライセンスの年間アップグレード・プラン
を持っているユーザーに対し、iLokのアカウントに新しいライセンスのデポジットが行われるとのことです。(私は後者に該当しました。)
ライセンスをアップデートする前の注意事項として、
最新版のiLok License Managerへアップデートして下さい。
との記述がありますので、iLok License Managerを起動し、アップデートの有無をチェックします。
iLok License Managerを起動して新しいライセンスがデポジットされていることを確認します。ライセンスをアップデートするためには古いライセンスのサレンダー(返却)が必要となります。
サレンダーするライセンスの確認画面が表示されるので、内容をよく確認してからアップデートを行います。
私の場合は特に問題なくアップデート(新しいライセンスへの置き換え)が完了しました。
Avid Accountにログインし、ユーザーの製品ページに行きます。
AIR製エフェクトとAIR製バーチャル・インストゥルメントはPro Tools本体と別になっているので、必要に応じてこれらもダウンロードします。
ダウンロード後、インストーラーを起動し、指示にそってインストールを行います。私の場合は問題なく起動しました。
なお、ライセンスがアップデートできない、また、Pro Tools 12.6が起動できない場合のトラブルシューティングが下記のサイト(※)に記載されています。
(※)http://avid.force.com/pkb/KB_Render_Troubleshooting?id=kA631000000I11B&lang=ja
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